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【ジョジョ4部】第4話 「東方仗助!アンジェロに会う その1」【漫画・ネタバレ】

time 2016/02/27

ジョジョの奇妙な冒険~ダイヤモンドは砕けない~

第4話 東方仗助!アンジェロに会う その1

higashikatake

「この町にこの『片桐安十郎(アンジェロ)』と…同じスタンド使いが他にいたとは……」

「驚いたぜ…ググ!」

家の物置にいる仗助の母の朋子
なにやらイラつきながら探し物をしている

朋子「ムカつくなちくしょう…」

ガシャガシャ

朋子「スコップはえーと…スコップはどこにしまったっけ」

家の前に自転車が止まった、どうやら牛乳屋のようだ
自転車から降りてポストの近くに牛乳ビンを2本置いている

朋子「あッ!牛乳屋さんッ!」

「そこ気をつけてよッ!」

朋子の声に気付いた牛乳屋がその場に立ち止まった
ふと足元を見ると犬のフンを踏んでしまっていた

朋子「やっちゃった?」

牛乳屋「………………ええ……そのようですね……ハシッコをチョコッとですけど」

朋子「チックショーアッタマくんのよッ!

「人の家の前で犬のウンコさせてかたづけないヤツがいるのよ」

「今そいつをビニール袋にとっといて、あしたの朝、飼い主のポケットに入れてやろーと考えてたのよ」

「よごれた?」

牛乳屋「いえまあ…でもよくあることなんですよ」

「えと、牛乳そこおいときました」

「それじゃあ」

そそくさと自転車に戻る牛乳屋

朋子「あんた、いつもの牛乳屋さんじゃないわね」

ゆっくりと振り返る牛乳屋

牛乳屋「ええ……今朝だけの臨時なんです」

朋子「ふーん」

「細かいこと言うようだけれど、この牛乳、フタのここんとこがやぶれてるわよ」

手ににぎっている1本の牛乳ビンを指差して話す朋子

milknohuta

牛乳屋「……そうですか?」

牛乳ビンを手にとってフタを確認している牛乳屋

朋子「そうよ、やぶれてるわ」

「ここよ、ここ!」

牛乳屋「そういえばやぶれてますね」

朋子「やぶれてるでしょ」

牛乳屋「ええ、やぶれてます」

「すみません、おとりかえします」

大量の牛乳が入ったケースから
別の牛乳と交換する牛乳屋

朋子「スニーカー洗っていく?」

牛乳屋「いえ、ギリギリ無事でしたから」

自転車に乗った状態で朋子のいる方向を向いて話す牛乳屋

牛乳屋「それじゃあ失礼します」

朋子「ごくろうさま」

牛乳屋「はい」

笑顔で智子に手をふる牛乳屋
顔をクルッと正面に戻して表情を強張らせる牛乳屋

さきほど交換したフタのやぶれている牛乳ビンをにぎりしめる

牛乳屋「ちくしょう、あのアマめ!」

その牛乳ビンのフタをこじ開けて
勢いよくスタンドが出現する

ガボアアーーーーッ

anjelo_stand

帽子を脱いだ牛乳屋
彼の正体はアンジェロだった

アンジェロ「けっこう注意深い女だぜ!この牛乳をあの女か、昨日のあのガキ(仗助)が飲めば」

「おれのスタンド、名づけて『水の首かざり(アクア・ネックレス)』を取り憑かせてやったのによッ!」

遠くから仗助の家を見つめるアンジェロ

アンジェロ「どの部屋に寝てんだ?」

「あの仗助とかいうガキめ!けっこうあったかそうな家庭に住んでるじゃねーか!」

「美人で若くてピチピチのおふくろさんもいるしよお~~うらやましいぜ!」

家にある窓を1つ1つ確認している

アンジェロ「おめーの人生と心と生命を破滅させてやるぜ」

「おれはな、昨日おめーがヤジ馬の中からひとりだけいい気になって出て来たのが気にくわねえ」

「いい気になってるヤツが破滅するのは楽しいぜ、ヒヒ」

「ンッ」

何かに気付いたアンジェロ

近くには散歩途中の中年男が1人、中型の犬を連れている

犬「ハウハウ」

男「またするのか?おまえは」

「よく出るなあ」

吸っていたタバコをポイ捨てする男

その瞬間、右手に持っていたリードが引っ張られる

男「!?」

中年男がリードの先に目をやると
アンジェロが犬に噛み付いている

anjelo_dog

すぐさま中年男にも襲い掛かるアンジェロ

男「ひぃイイイイッ」

中年男の首をつかんだアンジェロは
口からはきだしたアクア・ネックレスを中年男の口の中へとうつす

ブーーーーッ

男「はぐうッ!」

アンジェロ「なんでてめーは犬のクソかたづけねえーんだっ!それに今タバコの吸いがらを投げすてたな」

「いい気になってんな、てめーっ」

「この町は自分ひとりの町だといい気になっていたなッ!」

男「ウゲゲゲェーーーッ」

アンジェロ「いい気になってるヤツは……」

ボムオォッ

中年男の両耳の穴からアクア・ネックレスの腕が飛び出し、
耳から口から大量に血が噴き出す

アンジェロ「おれのスタンドをのみ込んでくたばりやがれッ!」

アンジェロのすぐ後にある水道
蛇口にくっついたホースからアクア・ネックレスが吸い込まれる

「ヒヒッ、ヒヒヒッ」

ズルズル…

その頃、丈助の家では…
朋子が水道から出る水をメジャーカップに入れて、
湯を沸かすためにポットに注いでいた

隣の部屋には丈助がいる
丸いコームを使って髪を整えながら、電話をしている

丈助「……だからですね」

「その『スタンド』はその男に取り憑いていたっつーか、ただ体の中に入っていただけで、オレには攻撃はしてこなかったスよ」

電話の相手は承太郎

承太郎「近くには『アンジェロ』はいたか?」

丈助「え?誰ですって…?」

承太郎「写真の男だ」

丈助「いや…いなかったっス、少なくともオレの視界には……」

(くそーいまいち髪型が決まんねーなあ)

承太郎「いいか…そのスタンドは力(パワー)は弱いやつだ、だが遠隔操作ができる…何らかの方法で人間の体内に入ってくるタイプだ」

「これからおまえの家に行く、オレが行くまでいっさいの物を食ったり飲んだりするなよ」

「水道の水はもちろん、シャワーにも便所にもいくな、いいな!」

丈助「え?これからくるんですか?」

「実はまだ、あんたのことおふくろに話してないんですよ」

承太郎「…………」

丈助「うちのおふくろ、気が強い女なんだけど……ジョセフ・ジョースターのこと、まだ愛してるみたいで思い出すと泣くんですよ」

「承太郎さんの顔、一発で孫だってバレますぜ」

電話中の丈助に声をかける朋子

朋子「丈助…この写真どうしたの?」

コーヒーをすすりながら
テーブルに置いてある写真を眺めている

朋子「さっき会った牛乳屋さんだわ……知り合いなの?」

受話器を持ったまま、朋子を見つめて黙り込む丈助

丈助「……………………………………」

朋子がすすったコーヒーを通じて、アクア・ネックレスが口の中へ入っていく

承太郎「おい、丈助!」

「丈助どうした?」

丈助「やばい………おそかった」

「今…コーヒーからおふくろの口の中に入ってくのが見えた」

そう言いながら、丈助は片手に持ったビンを逆さにして
中に入っていた液体を全て出して空にする

承太郎「もしもし丈助?」

「おい、丈助……」

電話の声を無視して朋子に近付いていく丈助

朋子「丈助、あんたもコーヒー飲む?」

丈助「ン……そうだな、ミルクと砂糖もいれてくんない…」

朋子「ミルクと砂糖ね」

朋子がポットに入ったコーヒーをカップに注ごうとしたそのとき、丈助はスタンドを出現させる

ドボオオッ

punch

ビンをにぎった左手が朋子の体を貫く

フタの閉じたビンはバリンバリンと音を立てて割れている

ズボアアッ

朋子の体から素早く腕を引き抜くと、隣の部屋に戻る丈助

体は元に戻っており、何事もなかったようにコーヒーを注ぐ朋子

朋子「…………」

「丈助?ミルクと砂糖だっけ?」

丈助「ああ…ミルクと砂糖をいれてくんない…」

再び受話器を手に取り、承太郎と会話をはじめる

丈助「もしもし、承太郎さんスか?」

「スタンド……つかまえたんですけどォ……」

bin_stand

丈助「どうしますか?こいつを……」

4話おわり



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